99.9の深山大翔は松本潤の当て書き 共通点と違いを考察

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日曜劇場『99.9』の主人公・深山大翔は、主演の松本潤を当て書きしたキャラクターであるということが、制作発表の段階や松潤自身のインタビューで語られていました。

そういった意味でも楽しみにしていたドラマ99.9ですが、1話での深山大翔と、当て書きされた松本潤との共通点と違いについて考察してみました。

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深山大翔のどこらへんが松本潤の当て書きなのか

99.9は主人公の深山大翔が、脚本家が松本潤を見て「あて書き」したキャラクターだと聞いて楽しみにしていました。

松潤の周囲の人への気配りの細やかさなどが深山大翔に反映されて、松本潤が弁護士だったら?というような魅力的な弁護士のキャラクター造形を期待していたのですが、正直その期待はだいぶ裏切られたというのが率直な感想です。

もちろんまったく別のキャラクターとして見ればいいだけの話なんですが、いったいどこらへんが松潤の当て書きだったのか、そのつもりで見ていたので肩透かしを食らった気がします。

当て書きとは?

当て書きとは、映画や演劇、ドラマなどで、あらかじめその役を演じる役者を決めておき、その上でその役者にあわせて脚本を書くことです。

ですので当然、まったく同じ性格や特徴を持ったキャラクターではないなりに、少なくともその脚本家から見た役者がどういう人間であるか、といったことが、キャラクター造形にも強く反映されることになります。

そのつもりでドラマ99.9を見ると、いったい主役の松本潤と、主人公の深山大翔と、どこらへんが松潤の当て書きだったのだろう?と気になってしまいます。

もちろん、フィクションのキャラと演者の人柄は違うのが当たり前ですが、制作発表の段階で99.9の主人公深山大翔は松本潤をあて書きしたキャラクターと聞いていたせで、期待しすぎてしまっていた感はあります。

人に気を配る松本潤と、自己中な深山大翔

例えば、深山は仕事に取り掛かるのが早く、最初の事件に対しても、同僚への挨拶も省いたまま、閃いた考えをろくに説明開示することもせずに、どんどん行動に移していっています。

実際これが松本潤ならば、一緒に仕事をしてゆく人との関係性をものすごく大切にするだろうし、何をやるにせよ、たとえ自分がイニシアチブをとるにせよ、周囲にまずは説明し同意を得て、根回しもして、それはそれは慎重にデリカシーを持って物事を進めて行く、松潤はそういうタイプじゃないでしょうか。

その点99.9の深山大翔は、あまり周囲の人を人とも思わない風で、お金も借りたり部屋も勝手に借りたりしてるんだけど(しかもそれが許されるとなぜか確信してやってるっぽい)、多分松潤ならそんなことはしない…。

V6のコンサートで先輩とそのファンを立てる嵐・松本潤

以前、先輩のV6とVS嵐のスペシャル中に、その場のノリで出た話ですが、罰ゲームとしてV6のバックでTAKE ME HIGHER を久しぶりに嵐が踊る約束をしたのがきっかけで、V6の20周年コンサートに嵐も参加することになりました。

ここからはいつだったかV6の坂本昌行がラジオで語っていた話がソースですが、井ノ原快彦は、嵐に本編ステージのほうに出て踊ってよと言ったそうです。

しかし松潤は、せっかくのV6アニバーサリーでファンと先輩の大事な場だから、邪魔にならないように嵐はアンコールのほうで出るのがいいと、提案したそうです。

なんつー先輩思いな男だよ、松潤は…!

そりゃ先輩だってこいつかわいがってやりてえってなるってなもんです。

松潤は嵐ファンやメンバーへの気配りの人

またその他、コンサートのMCや、ファン向けの有料コンテンツ、雑誌のインタビューなどいろいろなメディアから松本潤の人柄として及び聞いているのは、

酔った二宮和也くんの口に手を入れて吐かせて介抱していたとか、
大野智くんの喉が痛いときに薬をくれたりとか、ナースか!ってくらいの、献身的な優しさなわけで。

このたびの熊本地震で、ドラマ番宣のための生出演を取り止めたのも松潤だというし(※個人的には災害時でも娯楽番組は普通通りに流してくれたほうが人々の精神衛生に役立つと考えてるから、これをことさら偉いと言うつもりもないんだけど、松潤の気持ちとしては番宣<被災した人への気持ちに添う、だったのでしょう)

とにかくこのように、周囲の人や嵐のメンバー、嵐ファンのことのみならず、常に人のことを考えているのが松潤という印象だったので、深山大翔のような優秀ではあっても才に溺れて人を食ったところのあるキャラが来るとは思わなかったです。

深山大翔みたいな役を松潤が演じるのは久しぶりではある

でもまあ一方で、ここらで「周囲を翻弄する困り者の松潤」って役を、久々観たかった気持ちもあるので、そういう意味では深山大翔も悪いキャラではないのかもしれません。

このところ、松潤が演じていたのは、

「陽だまりの彼女」、モテないけれど包容力のある温かいサラリーマンだったし、
「はじまりの歌」も真面目にひたむきに子供たちに向き合う写真家、
「失恋ショコラティエ」ではむしろ彼女に振り回されて悩んでたし、

そういう意味ではたまには、というか久しぶりに、ある意味では松潤らしい役でいいのかなとも思います。

ただ、その容姿や才覚ゆえに傍若無人に振る舞っても許してもらえる深山大翔のような主人公像というのは、およそ松潤の本質とはかけ離れているというか、もし本当にその辺りの印象を当て書きしたということなのだとしたら、あまりにも表面的にすぎるのではないかと思います。

松潤ファンとしては、深山の隠された哲学や過去の傷みたいなものも今後観られたらいいなあ、と思っていますが、今はまったく見えてこない。

検事正の大友修一(奥田瑛二)とは過去に何か関係があったらしい描写だけはありましたけど。

まあその辺りも含めて、まだ1話の放送だけで、その内容も簡単なキャラクター紹介くらいのものだったことを思えば、2話以降でもっとドラマにも深いものや、キャストの人間性まで引き出すようなものがあればいいなと期待しています。

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松本潤自身が語る深山大翔との共通点

松潤自身は深山大翔という役と自分の関係について、次のように語っています。

今回は、原作があるドラマと違ってオリジナルなので、台本は僕を想定した当て書きになっている部分があると思うんです。だから読んだときに 「おー、なるほど。人からはこういうふうに見えているのか」 って (笑)。自分では気づいていない自分がそこにいたり、気づいてるけど認めたくない自分がいたり。例えば深山が 0.1% にこだわるように、僕も他の人が 「もうそこはいいんじゃない?」 ってことでも、気になったら追及しようとするところとか。で、周りによく迷惑をかけてるなって (笑)
よくインタビューで 「役との共通点はありますか?」 って聞かれると、探すのに意外と苦労するんですよ。いつも役は役として受け止めて、自分と比較することをしないから。でも今回は、今の僕自身と比較することで見えてくる深山のキャラクターがあるような気がして、逆に共通点を探してますね。「こういう時、自分だったらどう言うかな」 なんて考えたりしてます。

深山大翔と松潤の共通点、妥協のない仕事ぶり

当て書きされた深山大翔と松本潤の共通として思い浮かんだのは、最も本質的な点としては妥協のない仕事ぶりということでしょうか。

あの深山の言う「依頼人の利益より真実」などという、弁護士としてあるまじきたわごとも、0.1%くらいは被告人の利益につながることもあるでしょう。

1話の事件のように本当に被告が無実だったときのみですが、そういう場合であれば、佐田のように手っ取り早く目先の利益を選んで情状酌量をもらおうとするより、無罪を勝ち取った方が何倍も利益になるのは当たり前のことです。

まあそんなこと普通はあるはずない(検察だって責任が重大だからこそ確証がある場合のみ起訴するんだし、まただからこそ99.9%という有罪率にもなる)んですけどね。

とはいえ実際に冤罪がまったくないわけではなく、ドラマで扱う事件が冤罪ばかりであるという実際にはあるはずのない前提に立つのであれば、深山大翔のように事実を追求する姿勢が結果的に人を救うことは当然あるでしょう。

松潤も言うまでもなく仕事には妥協せず、手を抜かずにとことんやる人です。

4月14日の櫻井有吉the夜会の中で、松潤の妥協なくとことんやる仕事ぶりに関しては、同じ嵐の櫻井翔も99.9で共演の香川照之も口をそろえて語っていました。

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深山大翔も松本潤も細部にこだわる

それと、深山大翔も松潤も、細かいところにこだわる印象があります。

松潤の細かさ、こだわりの強さは、嵐メンバーからも評されているように有名です。

深山が持ち歩いてるアメちゃんに書かれた「ありがとうオリゴ糖」、「おめでとうブドウ糖」など、こういうのをわざわざ持っているのはよほどのこだわりかと。

そんなにお金持ちではないとはいっても、持っているものには随所にこだわりやセンスのよさがかいま見えますしね。

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身体に良い成分が含まれていながら、くすっと笑いを誘ってもくれるような、そしてそういう飴を、人に配れるように持ち歩いてるってだけで、数々の無礼がゆるされる…わけないんですけど、まあ要領がいいんでしょうね。

実際にいたら死ぬほど嫌なやつだと思うんですけど、まあ見てくれが松潤ならなんでもいいって人もたくさんいるんだと思います。

僕は絶対実際の松潤のほうが100倍好感持てる人だと思いますが。

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深山大翔も松本潤も料理が得意

また、考えを整理するのによく手料理を作るという深山。

手の込んだ和食。これも料理作りが好きな松潤を思い出させました。

普通さつま揚げなんか手作りしたら料理のことで手一杯で、考えがまとまるどころじゃないと思うんですが、無心で料理に専念しているようなときに考えがまとまるタイプの天才肌のアピールと、こんな手の込んだ料理作れちゃうイケメンってどうよ?

…って話になったらそりゃまあキャーキャー言われんのか、って感じです。

全体的に深山大翔のキャラ造形のすべてにあざとい計算が透けて見えて控えめに言ってうんざりするんですが、ドラマも視聴率取ってなんぼの商売である以上、あざとさを狙ってそれが当たるならそれが正解なんでしょう。

今のところ深山大翔は個人的にはまったく好きなタイプの主人公ではありませんが、松潤のことは好きなので来週の99.9の放送も心を無にして視聴しようと思います。

追記:楽しみにしていただけに1話を見た時点では落胆が大きく、腹いせ半分にひどい書きようですが、2話以降どんどん面白くなってきて、今はめちゃくちゃ楽しみに見ています。1話の時点では面白いドラマになることを見抜けなかった己の見る目のなさを反省しております。

『99.9』の制作スタッフのみなさま、誠に申し訳ございませんでした。。。(明石さんばりの土下寝をしながら)

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